グランドマスター(ネタバレ注意)のあらすじ・感想

ウォン・カーウァイ監督の最新作映画「グランドマスター
恋愛映画+カンフー映画+大河ドラマのバランスが絶妙でした。

今日は、映画グランドマスターの
簡単なあらすじと感想
をご紹介します。

グランドマスターのあらすじ

裕福な家に生まれ、穏やかな暮らしを送っていた詠春拳の伝承者イップマン
ある日、北の武術界のトップであるゴン・パオセンに南の代表として選ばれ
当時有名だった娼館・金楼に招かれる。

パオセンは、自らの最期の試合で自分に勝った南の代表に
南の拳法を北に伝える使命を継がせようというのだ。

イップマンは高度な技と知恵でパオセンを退け
パオセンは彼に「後を託す」。

それを見ていたパオセンの娘で八卦掌の達人・ルオメイ
それを認めることができずイップマンに戦いを挑む。

しかし、緊迫した戦いの中で、二人の間に何かが芽生えていた。

その後、再会を誓い合い別れたが2人であったが
日中戦争が勃発し、イップマン家族に不幸がおそう。

一方、一族間でのトラブルで形意拳の達人・マーサンに父・パオセンを殺されたルオメイは
仇討ちのため自分の幸せを捨てることを決意する。

再び二人は会うことができるのか?
時代の波に翻弄されつつも自分の信念を貫いて生きる
各流派のグランドマスター(宗師)の運命は?

グランドマスターの感想

ウォン・カーウァイ監督といえば前作「マイ・ブルーベリー・ナイツ」のほか
「恋する惑星」「天使の涙」など恋愛映画のイメージがつよかったので
ブルース・リーの先生であるイップマンの映画を撮ったと聞いた時は驚きました。

しかし、見たあとの感想としては予想していた通りの映像でした。
それは「ブルーベリーナイツっぽいカンフー映画」という感じです(いい意味で…)。
あの雰囲気が好きな人にとってはすごくお薦めできる映画だとおもいます。

ウォン・カーウァイが監督でカンフーなら
「こんなのみたいな~」と思っていた映画がそこにあった感じです。

何より相変わらず絵がきれい。昔の中国を再現した映像がかなり美しい
しかも、「ブルーベリー~」のようなスモーキーな独特なタッチで
見ているだけで引きこまれました。まあ監督の得意技なんでしょうね。

今回はカンフーもプラスされていますが
コチラはかなり真面目な作りになっていて芸術的な動きでした。
ちょっと心配していたのですが、迫力あります。

ジャッキー・チェンのコミカルなカンフーもいいですが
こんなカンフー映画も新鮮でいいなとおもいました。

あと、仇討ちの駅での決闘シーンがハイライトですが
チャン・ツィイー演じるゴン・ルオメイがかっこよかった~。
男顔負けの刺客っぷりで大好なシーンです。

初めは若いころの鈴木保奈美にそっくりで気になっていたんですが…^^;
かなり有名な女優さんだったんですね。

見どころは?

この映画の見どころとしては
すごく真面目にカンフーを取り上げてるなあ~
というところですね。

今まで見てきたアクションカンフーとちょっと違うというか
それこそ伝統舞踊のような感じで、芸術的というか…

ですので、カンフー素人の管理人が感じたのは
事前にもうちょっと各流派の拳法の動きの特徴とか理解できていれば
もっと楽しめたんじゃないかということです。

これから見に行かれる方のために
この映画で主に取り上げられた4つの流派を簡単に書いておきます。

詠春拳(えいしゅんけん)
主人公・イップマンが使う拳法。
余計な武器を一切持たず、3つだけの型があり
それを自分なりに変化させていくというとてもシンプルな拳法で
接近戦を得意とする流派。
3つの型で即座に反撃するのが特徴ということです。

八卦掌(はっけしょう)
ヒロイン・ルオメイが用いた拳法。
ほとんど拳を使わず掌(てのひら)を使って
縦横無尽に動いて戦う。
敵の攻撃をかわして、ぶつかり合わずに戦う戦術の拳法です。
舞踏のような華麗な動きが特徴です。

形意拳(けいいけん)
劇中ではルオメイの敵役マーサンが継承していた拳法。
槍法の理論によって考案された拳法で
外見上派手さはないが、崩拳(ほうけん)という基本拳のみで
相手の強い所を打ち砕くという直線の動きが特徴。

八極拳(はっきょくけん)
カミソリという謎の男は、八極拳の宗師(グランドマスター)です。
頭突き、肘打ち、体当たりを多用し
一打必倒を目指す強大な打撃力が特徴の流派です。

ここを抑えてもう一度みにいきたいな~。

まとめ

ストーリーはかなりシンプルでしたが、もう映像美だけで満足な映画でした。
カンフーの世界を元にしたカッコイイラブ・ストーリー(なんのこっちゃ?)です。

本日も最後までご覧頂きありがとうございます。
それでは。

 

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