潮騒 のあらすじ(小説・三島由紀夫)

潮騒(しおさい)と言えば現在NHKで
放送中の連続テレビ小説「あまちゃん」
にも取り上げられている…
(かなりディフォルメされていましたが)

三島由紀夫の代表作で映画や
ラジオドラマなどの原作にもなっています。

今日は「あまちゃん」の挿入歌・潮騒のメモリーのサビ。

来てよ その火を 飛び越えて~♪のフレーズが
気になっているあなたに、
三島由紀夫作・「潮騒」
のカンタンなあらすじ
をご紹介します。

潮騒/三島由紀夫


人口約1400、周囲一里にも充たない伊勢湾に浮かぶ
小さな島歌島に住む18歳の久保新治は、よく日に焼け
澄んだ目をした背の高い青年である。

ある日、新治は見知らぬ少女・初江に出会う

彼女は、村で屈指のお金持ちで機帆船の
歌島丸と春風丸の船主である宮田照吉の
末娘で養女に出されていた。

跡取りの一人息子に死なれた照吉が
婿取りをさせるため、島に呼び戻されたのであった。

その後、何度も偶然再会するうちに
お互い相手に惹かれている自分の気持ちに気づく

嵐が島を襲い休漁日になったある日
ふたりは山上の元陸軍観的哨跡で待ち合わせする。

先に着いた新治はたき火をし
濡れた服を乾かすが、眠り込んでしまう。

気がつくと炎の向こうでは
初江が上半身をあらわに下着を乾かしていた。

恥ずかしく思った初江は新治にも裸になるように命令し
その火を飛び越してこい。その火を飛び越してきたら
と言う。新治は躊躇せず、火の中に飛び込む。

ふたりは抱きあうが、初絵は頑なに身を護り誓う
「私、あんたの嫁さんになることに決めたもの。
あんたの嫁さんになるまで、どうしてもいかんなぁ。」

身を離した新治は、女という存在の道徳的な
核心にふれ
た気がして衝動を抑える

その帰り道、ふたりが寄り添って歩く姿を
灯台長の娘で帰省していた千代子が目撃してしまう。

密かに新治に気があった千恵子は嫉妬し
自分が初江の婿になると吹聴していた
有力者の息子・川本安夫に告げ口をする。

嫉妬に狂った安夫は、あらぬ噂を街中にふりまき
初江の父・照吉はふたりを交際禁止にしてしまう

ふたりにとって、秘密にやり取りする手紙だけが
唯一の絆になる

 

そんなある日、照吉の持ち船・歌島丸の船長が
安吉とともに、甲板見習いとして船に乗るように勧める。

出航する際、母親から初絵から託された
八坂神社のお守りと手紙を受け取る。

そこには、「父が安夫と一緒に船に乗せたのは
何か考えがあるようにおもえる」と書かれ
新治には、一縷の希望が湧く

船は那覇で台風に遭遇し
船とブイと繋いでいた綱が切れる。

新治は自ら申し出て荒波に飛び込み
見事に綱をブイに巻くことに成功する。

照吉は「男には気力があればいいのや。
家柄や財産は二の次や」と言い
新治を初江の婿にすることに決める

ふたりが婚約のお礼のため灯台に上がった時
新治はこの小さな島が彼らの幸福を守り
恋を成就させたのだと思った。

 

まとめとして

最後に新治が
この小さな島がふたりの幸福と恋を守った」
と感じるまでの詳細は出来事やストーリーは

残念ながらこのあらすじには含まれていません

ここに登場していない周りの島の人々や
父・照吉の本当の真意など

まったく伝えきれていないと思いますので
ぜひ、一読おすすめします。

本日も最後までご覧頂きありがとうございます。

それでは、また。

 

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