紅葉狩りの意味・由来とは?なぜ狩りというの?

あなたは、「紅葉狩り(もみじがり)」という言葉に
違和感をおぼえたことはありませんか?

別に「狩る」わけではないのに…

今日は「紅葉狩り」語源・意味・由来について
調べてみましたのでご紹介します。


こちらは、神楽(かぐら)の「紅葉狩」の一節。

こちらの「紅葉狩」は、紅葉姫という鬼女
を退治するというお話のようです。

あらすじを見てみたら、なかなか面白そうですよ。
それにしてもスゴイ迫力ですね。

なぜ「狩り」というの?言葉の意味は?

あっているような、違うようなそんな気分になりますね。

「紅葉狩り」の言葉の意味にはいろいろな説がある
ので、今となっては「どの説が正しいのか?」または
「すべての説が正しいのか?」わかっていません。

しかし有力な説として、ふたつほどにしぼられるようです。

まず「狩り」という言葉の意味ですが…

『獣』をつかまえる意味で使われていた【狩り】が
『小動物・野鳥』を「捕る」という意味に広がり、
さらには、『果物』を「採る」といった意味になり、

やがて、『草花』を眺めたりする意味
にも使われるようになったといいます。

この場合、「撮る」という写真をとるという
言葉のニュアンスに近い感じがします。

実際に古語辞典にも、【狩り】には、
求めてとったり、鑑賞したりすること
としてのっているので、昔はよく使われ
ていたのかもしれませんね。

ちなみに「紅葉狩り」という言葉は、1,200年以上も
前に書かれた万葉集の中にも登場している言葉です。

昔は、春の「花見」ことを「桜狩り」などといっていたことも
あるようですが、 今では「紅葉狩り」以外に「眺めたり
する意味」としてはあまり使われなくなりました
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「観賞する」の意味が加わった諸説

先程もふれましたが、なぜ「観賞する」の意味が
【狩り】の中に含まれるようになったのかは二通り
の有力な説があります。

昔の貴族のなかに狩りをしない者が現れ自然を
愛でる(めでる)ことを狩りにたとえた。

きれいな紅葉は山へ行き、自分の足で歩かないと
見ることはできませんが、昔の貴族のにとっては、
自分の足で歩くことは下品な行為とされていました。

そこで、狩りにたとえた雅な言葉あそびを語源とする説です。

狩りと見立てて、野山を満喫したのでしょう。

紅葉した木の枝を折り、葉を手のひらにのせて鑑賞した。

平安時代の貴族たちは、「文字通り」紅葉を
採集
して、鑑賞していたようです。

どちらも納得できる説ですね。

以上、「紅葉狩りの意味・由来とは?」でした。
本日も最後までご覧頂きありがとうございます。

それでは、また。

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